陰口を言う・裏で悪口を言う どう言おう?
日本語キーワード
陰口をする・陰口を叩く・陰口を言う・陰で悪く言う・裏で悪口を言う・裏/陰でひそひそ言う
今回は、同じ悪口でも、目の前で叩くのではなく、陰で叩く方の陰湿なやつです。
まあ、私個人的には、何かあればその場で本人に言っちゃうことが多いので、この単語とはあまり関係なく生きてきたのですが、学校や職場などで、結構行われる行為みたいです。
その典型的な表現を見てみましょう。

talk about sb. behind one’s back

lästern
英語の場合は、behind one’s back を使って、陰で・裏で、といったニュアンスを付け加えることによって表現します。
直訳で、背後から噛む、ってな動詞もありまして、これだと単語一つでニュアンスを伝える事も出来ます:
- backbite
とは言え、日常会話では、talk about sb. behind one’s back の方が一般的なイメージかなー。
ドイツ語の方は、この backbite に相当する単語一つの動詞で言い表すのが一般的です。
- lästern
これが最も今回のニュアンスを如実に表しまして、社会人の間でもこの単語を一番聞くイメージです。
因みに、lästern を画像検索するとこうなります:
ねー?厭らしい感じでしょー?
画像検索でなく、普通にググっても、lästern は良くない止めよう、的なページが上位に表示されると思います。
さて、似たような表現は他にも色々ありますが、もう一つ挙げると:
- tratschen
こちらは、ゴシップというニュアンスがあって、lästern は誰かのことを確実にネガティブに話をするのに対して、tratschen は良くも悪くも人のことを噂話する、という意味になります。
こちらの画像はこんな感じ:
ね?ちょっとニュアンスが違う感じでしょ?
lästern / talk about sb. behind one’s back

ねえねえ、こないだ見た?巨大バッタがすってんころりんと転げちゃってさー!

Hören wir auf zu lästern, das ist nicht gut. バッタの陰で話すなんてさ。

・・・?そ・そう、なん?
では、また明日!
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