【ドイツ語・英語de】😈 ズルい 悪知恵が働く 狡猾な 抜け目のない はどう言う?【スラング・単語・例文】

Schlau

「おぬしも悪よのう。」ドイツ語・英語で言えるかな?

「越前屋、お主も悪よのう。ふぁふぁふぁ。」

時代劇で出てくるお馴染みのセリフ。なぜか小学校低学年時代は、時代劇ばかりを見ていた私・・。当時の私のアイドルは杉良太郎・・。

さて、

時代劇ではいつも設定がわかりやすいので、このセリフの対象になる相手は、常に悪であり知恵が良く働くずる賢い人。

抜け目のない・海千山千の・狡猾な・・こういった形容詞が当てはまる。

悪とまで言わなくてもちょっと悪知恵の働く人、そういった表現も含めて、「ずるい」に関する表現を見ていきましょう。

性格を言い表すだけではなく、ずるい行為自体についても掘り下げていきます。

チョコレート隠しておいたから!誰にも内緒ね。

お主も悪よのう。。

ずるい性格・性質 英語でどう言う?

では、まずはずるい性格・性質を言い表すものとして英語から:

 英語でどう言う?
  • cunning
  • sly
  • crafty
  • devious
  • sneaky

状況や言い方にもよりますが、特に cunning は、悪という意味が入らずネガティブではないニュアンスで使うこともあります。

日本語になったカンニングの元の単語ですね。ただ、実際は cunning にカンニングという意味はありません。

この中ではもっともインテリなイメージですね。同じ犯罪人でも知能犯みたいな・・。

私だったら、他の四つよりも、cunning と言われるのが一番マシかなー。というか、褒められたってことにしておこう!はは。

ずるい性格・性質 ドイツ語でどう言う?

では続いてドイツ語:

 ドイツ語でどう言う?
  • gerissen
  • listig
  • ausgekocht(スラング)
  • schlau
  • clever

schlau はただ賢いという意味で使われることもなくはありません。なので常にネガティブというわけではありません。

gerissen や listig ausgekocht の方が、越前屋のイメージに近いと思います。

そして、この中では、gerissen が一番ワルかなー、って感じです。

よって、大雑把に言ってしまうと、上記の単語はワルイ順に並んでると言えなくもないかなー、っと。

ausgekocht は読んで字のごとく、食べ物について話をしているなら、食材を煮すぎてしまったというイメージなんですが、人のことを形容する場合は、口語表現として、軽蔑の意味も込めてズルいという意味になります。

また、schlau とほぼ同じような意味で clever も最近はよく聞かれます。英語からそのまま使っているので、発音もスペルも英語のままです。

やったー、そりゃ便利!

gerissen

では、次に例文:

Beispiel
  • Der Dieb ist gerissen.
  • Sie ist eine listige Schlange.
  • Er ist listig wie ein Fuchs.
  • Du bist ein ausgekochter Kerl!
  • Unser Feind ist sehr vorsichtig und schlau.
  • Das ist schlau!

それにしても、キツネは悪知恵が働くということは、世界共通なんでしょうか・・。少なくともドイツ語と英語では、ずる賢いという意味でよくきつねや蛇が出てきます。

人間ほどずる賢い生き物はないのに失礼な話ですよ、全く!😝

   

schlau は、最後の例にあるように、人だけでなくアイデアや計画など、人の頭の中にある考えのことも言い表すことができます。

  • eine schlaue Idee

   

他の記事で Schlaumeier にほんの少し触れて動画を紹介しました。

  

ちなみに君
ちなみに君

因みに、基本的には、物知りという意味なんだけど、(やっかみもあってか)ネガティブな知ったかぶり・学者ぶるといった意味で使われる単語を紹介しよう。映画やドラマなどでよく耳にする単語たちだよ:
  

  • Streber
  • Schlaumeier
  • Schlauberger
  • Besserwisser
  • Klugscheißer(スラング)

  

これらは全て、ポジティブに使われることはもちろん無いんだけど、特に一番下の Klugschießer は強い表現だから使う時は気を付けてね!

  

また、gerissen に関しても、むしろポジティブな使い方をしている人を見つけました。本当に辞書だけでは伝わらないこともありますね・・。

いつものことですが、最終的にはコンテクストがものを言いますね!

行為がズルい時は?

チョコレート?そんなのとっくに食べっちゃったよ!

そんなー!ズルいぃぃ!

さてここまでは、人の性格や頭の中にある考えなどについてずるいと表現するしかたを見てきました。

では、公平公正ではない・ずるい、という表現はどういうのでしょう。

これはなんと便利なことに、日本語も英語もドイツ語も同じ言葉が使えるのです!

フェア

を使います。フェアじゃないってことですね。

  •  That’s not fair. / That’s unfair.
  •  Das ist nicht fair. / Das ist unfair.

しかも、発音までフェアの部分はそっくり!

ただし英語は、アンフェア、ドイツ語はウンフェア、になるのをお忘れなく!

【厳選フレーズ!】これだけはスラスラと言えるようにしよう!

声に出してトレーニング!

DU
DU

Das ist schlau!

DU
DU

Der Dieb ist gerissen.

お疲れ様でした。では、また次回!

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