Wir stillen Wissensdurst!【生活密着型ドイツ語】
これなんだか分かりますかー?
たまーにドイツの街角で見かけるものなんですが。
説明が横っちょにありますね。
そう、ミニミニ青空図書館であります!
Offene Bibliothek
誰でも、持って帰って読んで、また戻せばOK。
吹きっさらしの場所にある割に、水が入ったり、湿ったりもせず、ちゃんと機能しています。
以前は傍を通るたび、利用者は居るのかなーなんて思ってましたが、今はコロナのせいか結構な盛況ぶりですよ。
私が写真を撮っている間にも、まとまった数の本を寄付している人やら、順番待ちの人までいました。
素敵なシステムですよね。
さて、説明文を読んでいくと、面白い一文が目に留まりました。
一番下の太文字で書かれた文:
Wir stillen Wissensdurst!
- stillen
独 abschwächen, beruhigen, lindern, mildern
英 breast-feed, quench, satisfy
- der Wissensdurst
英 thirst for knowledge, curiosity, inquisitiveness
stillen は母乳を与えるという意味もあり、何かを求める人に対して満足させてあげるという意味があるのですね。
Durst とくれば、のどの渇きをいやす、ということになります。
なので、よく一緒に使われる単語は:
Durst ~, Gier ~, Hunger ~, Sehnsucht ~
などが挙げられます。
単語斬術
Wissensdurst
Wissen | s | durst
Wissen + Durst
wissensdurstig という形容詞もあるよ。以前出てきた wissbegierig と同義だね。
ここでは実際に喉が渇いているのではなく、Wissensdurst を癒してくれるってことなんですね。
なかなか粋でしょ。
では、また!
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