今回は無理だけど、次回ね! どう言おう?
シチュエーション
- 誘いを丁寧に断る
- 今回の誘いは無理でも、次の機会には興味・関心があることを示唆する
日本語キーワード
またの機会にする・次誘ってね・今回は無理だけど、次回ね!
今回は、断るときの表現です。
とはいえ、無下に断るのではなく、お誘いの内容自体には興味があるが、今回は他の理由により断らざるを得ない場合に使います。
なので、同じような機会がまたあるようであれば、次こそはお誘いを受けたい!という意思表示をするものです。
今回の誘いに関しては体よく断りつつも、未来のお誘いへの門戸は広げておけるという、一粒で二度オイシイすっばらしい便利な表現で、chiju もよーく使います。
今まで、ドイツではしっくりした表現がなさそうなので、普通の表現を使ったり、そのまま、rain check を使ったりしておりましたが、ドイツ語でも似たような表現があるのか、イギリスではどうなっているのか、キチンと!調べてみました。
to take a rain check
etw. auf ein andermal verschieben
(いつものアイコンだと、国旗がややこしいので、急遽、本になってます・・。はは。)
というわけで御覧の通り、結論は、
ない!
ってことですね。
まあ、イギリスでも通じないことはないみたいですけど、一般に使われているかと言えば No なので、いったん断ったうえで、このような面白くない表現で言い表すのが普通です:
- I’d like to reschedule (to a specific time).
そして、ドイツ語でも、やっぱり
ない!
ってことで、動詞:
- verschieben
を使った、こんなありきたりの表現になっちゃいます:
- etw. auf ein andermal verschieben
take a rain check の rain check とは?
さて、そもそも、この rain check とはなんぞや、ってことですけども、いくつか意味が有るようではありますが、まあ基本的には、雨天引換券、のことです。
野球の試合だったり、何かのイベントだったり、とにもかくにも雨天のせいで、なしえなかったことを引き換えてくれる券のことです。
これをドイツ語に訳すと、Gutschein などと、グーグルくんは教えてくれるかもです。まあ、間違ってはいないのですが、イディオムとしては全く違う意味になっちゃいますよね。
- How about a rain check?
- Can I take a rain check?
- I’ll have to take a rain check this time.
といった感じで、スマートに使いこなしてください!
etw. auf ein andermal verschieben / to take a rain check
というわけで、今回は、イギリス語・ドイツ語には、rain check のような粋な表現はやっぱりなかったよー、というご報告でありました!
ま、きっと、何十年かすれば、rain check を使ってイディオムが出来あがって来るのではないかと・・・。
ねえねえ、今からお茶しない?
残念、今からミーティング!
I’ll take a rain check on the tea.
Den Tee verschieben wir auf ein anderes Mal.
では、また明日!
他の【今日のドイツ語・英語】:
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