「召し上がれ!」【お食事の時の決まり文句】
どうぞおあがり・お食べください、などなど、相手にお食事を促すときの決まり文句。
Enjoy (it). / Bon Appetit.
Lass es dir schmecken. / Bon Appetit. / Guten Appetit. / Mahlzeit.
これらは、どれも、とても一般的な表現で、ほぼ誰にでも使えますね。
ただし、
ドイツ語の
- Lass es dir schmecken.
は、dir なので、相手によっては若干変える必要がありますね。とは言え、これは、あまりに鉄板の「召し上がれ」の表現なので外せません。
例えば、相手が複数だと
- Lasst es euch schmecken.
となるのでちょいと注意が必要です。
他の
- Bon Appetit.
Guten Appetit.
は、相手に関係なく使えるので、便利でっす!相手によって迷っちゃったら、これらを使っておけば、まず間違いなし!
翻って、
- Mahlzeit.
は、私のイメージだと男性が使うことが多いように感じます。
フランクな口語表現
さてさて、こんなのもあります:
Dig in!
Hau rein! / Haut rein!
こちらは、友達などにフランクに言う口語表現になります。
ニュアンスとしては、さあ!モリモリ食べちゃって!ガッツリ食べなはれ!ってな感じ。
このドイツ語の動詞は口語的に使われ:
- reinhauen
英 hit, beat up, dig in
は、打つ・叩くなどの意味のほかに、たくさん食べる、という意味もあるのです。
相手が複数人の場合は、ちいちゃな t をお忘れなく!
- Haut rein!
「どう、美味しい?」【お食事の時の決まり文句】
今度は、食べ始めてからのお話。
自分が作った料理だけでなく、一緒にレストランで食事していても、食事の味について尋ねることありますよね。
「どうですか、お気に召しましたか?」「お味は如何?」「どう、美味しい?」などと質問して食事中の会話を盛り立てたりします。
色々な表現方法がありますが、こんな場面にぴったりはまる、これ!っていう決まり文句を見ていきます。
Do you like it?
Schmeckt?
「美味しい」という日本語から入って、それを、英語・ドイツ語にしてしまうと、残念ながら、不自然な表現になってしまいます。
なので、深く考えず、もうこのまま覚えてしまうのが良いと思います。
英語の場合は、正に、「好き?」って言う文ですが、味について美味しいかどうか聞きたいときも、日常会話では、恐らくこれがもっともメジャーな表現です。
動詞 schmecken
ドイツ語 schmecken は動詞で:
- schmecken
英 taste
日 味わう・味がする
という意味です。
返事をする場合には、勿論動詞なので、
- Das schmeckt gut. / super!.
日 美味しいよ。 / めちゃ旨!
のように、どんな味がするのか、gut などの単語を入れればOK!
が!
この schmecken という単語には、もうすでに、美味しいという意味も含まれてるんです。
なので、美味しくないといったニュアンスの単語と組み合わせない、または、nicht 等でわざわざ否定形にせずに、そのまま単体で使う限り、美味しいという意味になっちゃいます!
ただし、英語の taste の方は、一般的には、特に美味しいという意味は含まれてない場合が多いので、キチンと、「味」を入れて表現してください。
schemecken / taste
Schmeckt?
Schmeckt!!
訳
美味しい?
美味しい!!
いい感じですねー、ドイツ語。
では、また明日!Mach’s gut!
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