【毎日ドイツ語・英語】強い人/物💪打たれ強い😇逆境に強い【イディオム・口語表現】#56

【毎日ドイツ語・英語】強い人・物💪打たれ強い😇逆境に強い【イディオム・口語表現】#56

へこたれにくい人や物 どう言おう?

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打たれ強い・タフな・しっかりした・あまり動じない・強い・壊れにくい・肝の据わった・心臓に毛が生えた・肝っ玉のある・豪胆な・やわでない・根性のある・へこたれにくい・逆境に強い

今回は、イディオム・口語表現です。

人物について言い表すことが多いですが、物質などについても使ったりします。

では、私、を主語にした文で、見てみましょう。

    

I’m tough.

Ich bin hart im Nehmen.

 

英語の方は、特にスラングでもなく、一般的な表現です。

まあ、日本語でもタフとか浸透してますし、この場合、意味がへんてこりんにならずに輸入されているようなので、覚えやすいですね。

  

一方、ドイツ語の方は、口語的イディオムです。

  • hart im Nehmen sein

元々は、ボクシング用語で、パンチを食らっても大丈夫、ということで、物質においてはしっかりとして壊れにくい、人物については逆境においても自身を強く保つことが出来る、という意味のイディオムになりました。

  

他にも、イディオムではありませんが、覚えておくとよい単語があります:

  • abgehärtet sein

hart im Nehmen sein 共に、強い・堅いといった意味の hart の文字が入っていますね。

どちらも同じような意味ですが、agbehärtet は、元の動詞:

  • abhärten
     harden, toughen
     強くする、鍛える、固くする

を見ての通り、自身の鍛錬によって、或いは、過去の経験によって強くなった(ならざるを得なかった)ということで、タフになった今に至るまでの過去を連想させるようなニュアンスを持ってますね。

今回の表現は英語・ドイツ語共に、人について表現する時は、肉体的・精神的どちらにも使います。

  

ちなみに君
ちなみに君

因みに、

  

今回はニュートラルで特にネガティブな響きのない、タフな、という意味の表現を見てきたけど、同じ打たれ強いでも、全くニュアンスの違う単語も紹介しておくね。

  

こっちは、元々かもしれないし、或いは、abegehärtet が行き過ぎたのか、理由はともあれ、ある意味、心が無くなってしまったような冷たい人を描写する形容詞だよ:

  

  • eiskalt
  • emotionslos
  • gefühllos
  • gefühlskalt
  • abgebrüht (口語表現)

  

hart im Nehmen sein, abgehärtet sein / be tough

  

ねえ、ちょっと言いにくいんだけど・・。

うん?何々?何でも言ってくれていいよ。Ich bin hart im Nehmen!

Tシャツ裏返し。。。

何だってー!?!ぼく、これでデート行ってたん?あー、もう僕終了だ。この世の終わりだー。破滅だー!

Achhh… Du bist gar nicht hart im Nehmen… Du musst dich abhärten, glaube ich…

  

では、また明日!

  

   

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