aber の使い方
aber と言えば、英語だと but, however などがすぐに思い浮かぶと思います。
今回は、この見慣れた aber の心態詞としての違った使い方と、aber を使ったイディオムを見ていきましょう。
役割・意味
- 強調する
- 驚きを表す
日本語キーワード
しかし、だが、でも、しかしながら、とはいえ、だって、けれども
とても・非常に・まさに・本当に・すごく・なおさら・さらに・かなり
very, much, so
aber
とても・まさに・本当に という意味の Modalpartikel 心態詞としての aber
aber を入れたからと言って意味が全く違うものになる訳ではなく、微妙なニュアンスを加えるエッセンスですね。
口語で使われることが多いので、言い方・状況に選りけりですが、基本的には、強調や驚きを加えます。
別のドイツ語に置き換えると、
- sehr / wirklich
が当てはまります。
- Das ist toll. VS Das ist aber toll!
aber を入れることにより、強調されて、Ich finde das wirklich toll. てな感じになりますね。
非常によく聞くヘビーローテーションな表現:
- Du bist aber süß / nett / böse!!!
英 You are so sweet / nice / evil!! - 日 まあ、あなたってなんてスイート/親切/意地悪なの!
のように、相手の行為に対して驚きを持って感想を言ったりします。
こちらもよく聞く表現:
- Komm her, aber schnell / zügig!
- 英 Come over her! And quickly!
- 日 こっちに来てー!でもって、はやくー!
aber, aber【スラング】
お決まりのイディオム的用法として、
- Aber, aber!
英 No!
と言えば、意味は、No! ってことで、いかようにも訳せます。
ダメダメ・あかん!やめておくれよ・それ意味ある?またかー!?などなど・・。
aber hallo【スラング】
この表現は、aber, aber より更に、いかようにも訳せちゃいます。
- Aber hallo!
- 英 Well, hello!
これも、基本の意味は相手の言動などを否定しちゃうものです。
何言っちゃってんの?何してくれたん?みたいなニュアンスです。ちょっとあきれた感じも醸し出すかもです。
興奮して相手を否定するというより、一歩引いた感じで言うことが多いかなといった印象です。
aber / very, much, so
えー?あのチョコ君のだったのー?もう、全部食べちゃった・・。
Du bist aber fies!!
では、また明日!
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