要点を言って!何が言いたいの? どう言おう?
日本語キーワード
要点を言って!ズバリ言って!本題に入って!前振り長いよ。。・核心をついて!何を言いたいの?ハッキリ言って!余談はいいから!誤魔化してないで!
ただ要点をまとめるのが苦手なのか、わざと誤魔化したり牛歩戦術で時間稼ぎをしているのか、物語風に説明したいのか・・、まあ、相手の趣旨はともかく・・。
相手の話がダラダラ長いだけで、結局何が言いたいのかワカラナイ、そして、こっちも時間もそんなにない・・。さっさと要点を言って欲しい!
そーんなときに言う決まり文句、Get to the point. ですが、これに相当するドイツ語は何でしょう。
今回は、相手の意図はともかくとして、前置き・前振りが長すぎてしびれが来たときや、回りくどく話されてさっさと核心をついて欲しい時に使う表現です。
Get to the point.
Cut to the chase.
Komm zur Sache.
- zur Sache kommen
特にスラングでも何でもないので、相手によっては
- Kommen Sie bitte zur Sache.
ですね。
と、ドイツ語では、Sache と kommen のコンビが一般的ですが、他にも、英語と同じように
- auf den Punkt kommen
Punkt とのコンビもあります。
- Hey, komm auf den Punkt!
てな感じで使いますね。
相手に対して命令形で使うことが多い表現ではありますが、Ich を主語にして、自分が何か説明したいときに、日本語でよく言う、前置きは置いといて、という使い方もできますし、勿論、Wir を主語にして、要点を話そうじゃないか、と促すこともできますね!
- Meine Herren, ich komme sofort zur Sache.
英 Gentlemen, I’ll get to the point.
- Also kommen wir gleich zur Sache.
英 So let’s get to the point.
もう一つ、面白い表現をご紹介しておきましょう。
元は、北ドイツからやってきた、文法が出鱈目な口語表現ですが、今では市民権を勝ち取ってバイエルン州などでも普通に聞かれるようになったようです。
(Jetzt mal) Butter bei die Fische.
意味は、Komm zur Sache. と同じです。
動詞を使いたいなら、geben ですね。
- Butter bei die Fische geben
キチンとドイツ語文法を習ってきた人にとっては、抵抗のある表現かと思いますが、このまま、お使いくださいませ。
お魚にバターを!!
こんなの通じるのか、と思ったあなた、是非お試しあれ。
zur Sache kommen / to get to the point
それでねー、あーでもないこーでもない、ってなってさー、その次にこーでもないあーでもない、じゃん。そしたら、あーでもあるしこーでもあるかもしれない、ってなって、そしたらそしたら、また・・。
Komm doch endlich mal zur Sache! Ich habe nicht den ganzen Tag Zeit…
では、また明日!
他の【今日のドイツ語・英語】:
コメント