気が抜けた・味がない どう言おう?
今回は、食べ物・飲み物に関して、意外に知らないかもしれない表現を見ていきます。
日本語キーワード
(コーラなど炭酸飲料)炭酸が抜けた・気が抜けた
(お酒などアルコール飲料)気が抜けた
(素材・料理など)味があまりしない・単調な味・退屈な味・味がない・無味・薄味・薄口・淡白な味・ぼやけた味
(コーラなど炭酸飲料)炭酸が抜けた・気が抜けた
go flat / be flat
abgestanden
ドイツ語の
- abgestanden
はイメージとしては、暫くそこに置いてあった、という感じです。
この単語は、他の食べ物などでも、腐るまではいかないけど、もう新鮮ではなくなった・元の味ではなくなった、という意味で使うこともあります。
コーラなど、開けてしまったのに飲まずにそのまま置いておくと、気・炭酸が抜けてしまいますよね。
そこから、(しばらく置いておいたから)炭酸がぬけた、と言いたいときにピッタリくる表現です。
炭酸は:
- die Kohlensäure
なので、そして、ドイツ語はそこかしこで名詞をよく使う言語でもあるので、
- keine Kohlensäure
- ohne Kolensäure
で言い表すこともあります。
が、
英語の場合は、carbonic acid を会話で用いるとちょっと仰々しく聞こえるかもです。よって、flat を使う方が一般的ですね。
(お酒などアルコール飲料)気が抜けた
とくにお酒の時には、こちらの単語を使うことが多いです。
stale
schal
この
- schal
も abgestanden と同じような意味ですが、werden と組み合わせて、アルコール飲料などによく用います。
- Der Wein ist leider schon ganz schal geworden.
英 The wine has unfortunately already become quite stale.
(素材・料理など)味があまりしない・単調な味
flavorless / tasteless
fade / lasch
最後に、面白くない味を言い表す典型的な形容詞をご紹介しておきます。
今度は、別に置いておいてそうなったのではなく、元々味がしない・薄すぎるという表現です。
料理の味付けが薄すぎる時、野菜や果物の味が弱すぎて、味がほとんどしない時などに使います。
abgestanden, schal, fade lasch / flat, stale, flavorless tasteless
食べ物・飲み物に関する表現は、美味しい・まずいなど、結構知ってるし知らなくてすぐ調べられると思いますが・・。
今回は、意外にどう言い表したらいいのー、っと思いがちな食べ物・飲み物に関する表現をご紹介しました。
では、また明日!
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