6. Da haben wir den Salat
今回は、何か良くないことが起きたときに使うやや口語的熟語表現です。
- Da haben wir den Salat
- Jetzt haben wir den Salat
どちらも意味は同じで、たった今、を強調したければ、jetzt の方を使ってもよろしいかと。
さあて、よりによって何でサラダが大変だってな意味になるかと言いますと・・・。
どうも、19世紀ころから既に、混乱した状態を比喩する時に、サラダを用いて表現しているそうです。
野菜の色や形が様々混ざった状態からこのような用法が生まれたようです。
私は、サラダなど(ビビンバでさえ!)崩さずに食べる派ですが、こちらの人は最初どんなに綺麗に盛り付けてあっても、混ぜ混ぜして食べるのが主流の様です。
ここから、Bandsalat や Kabelsalat などという言葉も生まれました。
Bandsalat はもはや死語でしょうが、カセットテープがぐちゃぐちゃになった状態を言います。
Kabelsalat は暫くは死ぬことは無さそうで、コンピュータなどのケーブルが複雑に絡まった状態を指します。
ちなみに君
因みに、
ドイツ語で Salat と言うと、ボールに盛ってあるサラダだけじゃなく、レタスなどの葉物野菜を指す場合もあるんだ。
ちょいとややこしいよね。
Now we’re in a fine mess / とんだことになった ドイツ語その他の表現
イディオムではありませんが、他にもこんなのがあります:
- Da haben wir den Schlamassel! [口語的表現]
こちらは、サラダのようにひねった熟語ではなくて、そのまま直球ですね。
Schlamassel とは、
- der Schlamassel, das Schlamassel
英 mess - 日 カオス・混乱
ぐちゃぐちゃになった状態をあらわす口語で、der das どちらも取る名詞です。
There We Have The Salad / そこにサラダがある
今回は、ヤバい事になった、ってな意味のイディオムでした!
Da/Jetzt haben wir den Salat.
Now we have a problem
では、また!
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